Club'sCLUB column??

ここに掲載されたものは、コラムというほどではありません。気になるギアなどを紹介したりするページで、
サブ・タイトルが『あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい!』と言ったところです。


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2002年12月20日(金)
2002年のゴルフニュース

年も残すところあと僅か。今回のコラムは、今年の話題になったニュースと道具について、振りかえって見たいと思う。

まず、ツアーの話題では、喜ばしいことに日本人選手が世界で活躍するニュースが多くあった。
・丸山 バイロン・ネルソンでTOUR2勝目
・伊沢・丸山組がワールドカップ優勝
・海老原(賞金王)、青木がヨーロピアン・USPGAシニアツアーで大活躍

今年のアメリカの話題といえば、女性がらみの話題が目立っていたと思う。
・オーガスタ(女子受け入れ)論争
・男子ツアーに女子プロが参戦資格を得る

日本ツアーの話題といえば、ベテランゴルファーの復活劇に沸いたような1年だった。ベテランゴルファーの活躍は、私自身力づけられるものがあり喜ばしいことであったが、その反面、ジャンボに続く若手ゴルファーの台頭がなかったことは寂しいことでもある。
・中嶋 7年ぶりの優勝で復活
・湯原信光も10年ぶりの優勝を飾る
・ジャンボ尾崎 最年長レギュラーツアー優勝記録更新(54歳)

今年のゴルフ用品業界の話題では、
・アイアン中空ヘッド・FUJIKURA・WhiteHOT 2BALLパター・400CC超ヘッドドライバー・NIKEゴルフ用品業界に参入など

それとゴルフ用品界の話題として、絶対に入れておかなければならないことは、
・R&AとUSGAとの「高反発系ウッドのルール規制」

についてであろう。結局、この問題はお互いに歩み寄ることはなく、独自のルール規制になったことは周知の通りである。

 この2つの協会は余程仲が悪いらしく、今度は「パターの認定」で意見が分かれている。槍玉に挙げられたパターはタイトリスト「FUTURA」( P.Mickelson使用で有名) である。USGAでは認定され、R&Aでは公式戦での使用を禁止にしている。どちらの見解が正しいかはさて置いて、同じ競技なのに2つの協会があることに問題があるのではないだろうか。

FUTURA

こうやって振るかえると今年もいろいろとありました。皆さんにとって今年のゴルフニュースはどんなことが浮かびますか。個人的ニュースでもいいですから、何かあればBBSやメールで教えてください。


2002年12月13日(金)
世界ゴルフ選手権EMCワールドカップ開催

シーズンの最終戦になる「EMCワールドカップ」が、12/12からメキシコのビスタバラータGCニクラウスコースで開幕された。「EMCワールドカップ」と言えば、昨年は太平洋クラブ御殿場コースで開催され、タイガーが最終ホールにチップインイーグルで日本のゴルフファンを沸かせたのが記憶に新しい。いつものなら盛り上がるはずの大会なのだが、今年は少々盛り上がりに欠けている感がある。その理由には、今回の大会には、タイガーは出場を辞退し、それと昨年の優勝国南アフリカはエルス、グーセンだったが、今年はその二人の名前もないこともあるのだろう。辞退の本当の理由は分からないが、やっぱりシーズンを終えたこの時期に大きな大会をいれるのは主催者側のミスだと考えてしまう。ちなみに昨年は11月15日開催されている。
 日本からは昨年と同じく伊沢・丸山ペアが出場している。頑張れ日本!

世界ゴルフ選手権EMCワールドカップ


2002年11月29日(金)
テーラー&ナイキの新製品

回は、テーラーメードとナイキのウッド系新製品の話題を紹介します。

 テーラーメードからは、「バーナー」が復活されるようである。「バーナー」とはチタン素材ウッドが存在しなかった頃のテーラーメード社のヒット商品である。 だから当然、ソールには、かつてデザインを受け継ぎ、炎をモチーフにしたものになんだろうかと思っていたら、公表された写真を見たかぎりでは、どこにも炎はなく、カラーリングもR5シリーズのようであった。 炎も無いのに、なぜバーナーなのだろうか?
 モデルは、アメリカ仕様の”Burner420”と高反発系の”Burner860”の2種類がある。どちらも、ヘッド容量405ccの大型ヘッドで、なおかつ、フェース面積が大きいことがセールスポイントらしい。 スペックを見たところは、どちらかというとアベレージ用かと思われる。
テーラーメード(USA)

 ナイキからはドライバーとFWが発売されるらしい。ドライバーは、”300ccスチールドライバー”。 デザインは、これまでのチタン素材のドライバーとほぼ同じだが、若干のマイナーチェンジがあるようだ。 ロフトは9.5と10.5で、シャフトはSとRがある。
 メーカーがこのクラブのターゲットとするのは、スペックから考えると、アベレージでも充分使えそうであり、 コストパフォーマンスも高いので、アスリート系ゴルファー目指す若いゴルファーにしているのではないだろうか。 ただ、反発係数規制がかかっていない日本の市場では、需要は少ないだろう。と言うか、日本販売が あるかどうかもまだ不明なのだが。
 ナイキのもう1つの新製品は、日本での販売も確実なフェアウェイウッド”T-40”である。タングステンを40gをソールに埋め込んでいる(だからT-40か、納得)。 T-40は、アベレージ用のOVERSIZEと上級用のTOURの2種類が用意されており、OVERSIZEは#3から#9までで、TOURの方は#3STRONGおよび#3から#5が 用意されているらしい。
ナイキ(USA)(CLUBS)


2002年11月21日(木)
ダンロップフェニックストーナメント開催

週は九州宮崎で「ダンロップフェニックストーナメント」が開催されます。 大会の注目は何といってもT.ウッズをはじめとして、 S.ガルシア,D.デュバル,D.クラーク,T.ビヨン,J.ローズ,チェ・キョンジュ,L.ウエストウッド、 らの海外からの招待選手。私が見たい画は、もちろんタイガーら海外招待選手のパワー&テクニックを見たいのもあるが、 私個人としては強豪選手の中で日本人選手が優勝するところである。というか、上位にカタカナ文字の選手名ばかりが書かれた リーダーズボードを見たくないというのが本音なのだが。


2002年11月15日(金)
来シーズンのツアーステージモデル

リジストン・ツアーステージからドライバー2種、アイアン2種が来月から販売される。ドライバーはヘッド容量が320cc,355ccの「X-DRIVE TYPE300」と「X-DRIVE TYPE350」で、どちらのタイプも上級者向けのようである。アイアンはアベレージ向けのキャビティアイアン「V301」と上級者向けのマッスルアイアン「X-BLADE」の2種がある。マッスルタイプのアイアンは、ブリジストンとしては「ジャンボMTNシリーズ」以来、なんと10年振りになるらしい。
 この時代になってマッスルタイプがバカ売れするとは思えない。ブリジストンだってバカ売れするとは考えてはいないだろう。それでも進化したマッスルを作りつづけることは拍手ものである。たとえ、この商品がコケたとしても、技術力のあるメーカーにはトラッドなクラブをずっと作りづづけてほしいものである。

x-blade

〜ここからはメーカーの紹介文を引用〜
『ツアーステージ X-BLADE』は、伊沢利光選手や宮本勝昌選手、尾崎直道選手などをはじめとするトッププロたちのアイアンに求める要求を満足させるため、重心位置・打感などを徹底的に科学し、ブリヂストンの持てるテクノロジーを駆使した、進化したマッスルバックアイアンです。  近年、トッププロの間でもキャビティバックアイアンが主流でしたが、現在USPGAツアーにおいてマッスルバックアイアンの使用率が増加しています。これは、トッププロがやさしさとともに、キャビティバックでは成し得ない、フィーリングと高いコントロール性能を求めていることのあらわれです。

X-Drive

『ツアーステージ X-DRIVE』シリーズは、飛距離、打感を徹底的に科学し、ブリヂストンの持てるテクノロジーを駆使して開発したドライバーです。プロ、上級者の要望に細かく対応するため、ヘッド体積を2種類用意し、ヘッドの反発係数も2003年よりの上級プレーヤーを対象とする競技に対応するPRO SPEC仕様と、アスリートゴルファーの望む高反発仕様の2種類を用意しました。又シャフトについても新開発のヘッドを加速するTXD-65シャフトを含め4機種を用意しています。
Bridgestone GOLF MEGA TOWNより


2002年11月8日(金)
健康グッズ

ルファーにかぎったことではないが、最近は健康グッズを身に つけている人が多い。2、3ヶ月前にラウンドしてたとき、 友人が手首に半透明のリングを着けていたのに気がついた。 私がリングを指さし「それって本当に効くの?」と聞くと、 友人は「どうかな。どう効いてる?」と他の友人(同伴者)に聞いた。 あらためて同伴者を見ると、三人とも手首や首に健康リングを着けていたのだ。 聞かれた同伴者の返答は「なんとなく効いているような気がするけど」。
 着けている人に効果を聞くと大体の人が「なんとなく」と返してくる。 ”なんとなく”でもつける人が多い。これって、健康の為、それともファッションなのだろうか。

 健康グッズと言っても、いろいろなモノがある。つける部分にしても、 首や手首などにつけるタイプ、腰に巻くベルトタイプ、下着やシャツの身につけるタイプ、 または、貼るタイプなどで、使用されている素材もセラミック、ゲルマニウム、チタニウム、トルマリン、磁石、備長炭などなど、いろいろである。

 しばらく前に流行った”ライマ”なんてものがあったが、あれは確か磁気効果をウリに していたと思う。最近の健康グッズでも、根強く磁気効果をウリにしているものもあるが、 インターネットショップなどで見たところ今はマイナスイオン効果をウリにしているものが多いようである。

 ところで「マイナスイオンって、いいみたいよ」と聞くけど、何がどのように いいのだろうか。悪玉のプラスイオン増えすぎると、体のバランスを崩しやすくなるので、マイナスイオンを増やしてバランスを整た方が良い、とのことである。体のバランスが整うなら、マイナスイオンが無いよりは有った方が良いということになる。

 体のバランスが整うのなら、”無いよりは有った方が良い”。これが”なんとなく”の理由なのではないだろうか。つまり、健康グッズというのは、無くても大きな支障はないが、有った方がベター程度の加減が”なんとなく”であり、それに依存しないでファッション性で着けているぐらいが、体にも心にも良いということではないだろうか。

 実は私もちょっと前から首に着けるタイプのものを利用している。チタンが含まれてい て、電位がどうちゃらこうちゃらで、マイナスイオンも出て、良いらしい。そして、肝心のその効果は”なんとなく効いているような気がする”が私の素直な感想である。

楽天市場で探す


2002年11月1日(金)
タイガーのシャフト

イガーがFUJIKURAシャフト使用したことで、当分の間FUJIKURA人気は続くに違いないだろう。タイガーが使用したシャフトは、同社の「Fit ON!11 PRO95」らしい。これまで内外のツアープロが使用されいるのは、「Fit ON!11シリーズ」「スピーダーシリーズ」「Vistaシリーズ」。同社から出されている主要なシリーズの全てが注目されることになる。すごいことである。

 リシャフトは方向性や飛距離を高めたいときに有効である。タイガーが飛距離を欲しがるとは考えにくいので、方向性を高めたいためにリシャフトを試したのだろう。そう考えると、スチールを使い続けてきたタイガーが、カーボンシャフトに挿しかえたというのは、スチールよりも方向性が高いカーボンを選びたかったということになる。
 カーボンシャフトの進化に驚かされ、これからどこまで進むのか非常に興味深い。

 今回の題は”リシャフトのすすめ”にしたかった。だが、重量、フレックス(硬さ)、キックポイント、トルクなどについてを書いているうちに、まとまりがつかなくなってしまった。 (”リシャフトのすすめ”は、もう少し自分自身が研究してから書きたいと思いますので期待しないで待っていてください。)

関連サイト:フジクラシャフト


2002年10月25日(金)
バンカー苦手な人のSW

ンカーに苦手意識を持っている人は少なくない。ヘッドが砂の中にざっくり入って 10インチほどしか進まなかったり、そうかと思えば見事なホームランで グリーンを遥かに超えてOBにしてしまった経験を積み重ねれば、苦手 になっても仕方がない。バンカー内の打ち方は一応知っている。でも、そうは簡単に上手く いかないのがバンカーショットである。そこで今回はSWについて考えて見る。

 SWは名が示す通りに 砂場で活躍するクラブである。バンス(ソールの後部を盛り上がり部)がヘッドを地面から 跳ねかえるようにしているので、砂場でもヘッドが潜り込まずに砂をエクスプロージョン (爆発)させ、砂場からの脱出を容易にしてくれるクラブなのである。
 しかし、最近の人気の単品SWは、バンカー専用ではなく、フェアウェイ上のアプローチを 意識した構造になっているものが多い。だから、SWであっても潜るときは潜る。 そして潜るのを怖がると今度は浅く入りすぎて歯(リーディングエッジ)に当たったりしてしまうのである。

 結局、バンカーから脱出には潜らないクラブにすればよいのだ。潜らないクラブ− ソールの後ろのバンスを 出来るだけ大きくして、ソールの幅を広くして、ソールには丸みはつけず真平らにすれば、潜らない クラブになるはずである。たとえば「ALIENウェッジ」「デルンダ」とかは、「潜らないクラブ」 の理想に近いだろう。こうしたクラブはキワモノ扱いにされがちだが、実際に使えば絶対役に立つ真面目な クラブである。

 見栄のためどうしても「潜らないクラブ」を使いたくない人はどうしたら良いのだろうか。 そうした人はウェッジクラブの組み合わせを考えたらどうであろう。今、多くの人が組み合わせて いるのは、52度と56度のウェッジである。52度はバンスも少なくアプローチ専用にして、56度 の方はアプローチにもバンカーにも使える仕様にしている。そうした組み合わせにしている理由は 「プロがそうしているから」という人が大半だと思う。プロであれば、バンカーを苦手であるわけもなく、 7番アイアンでも簡単にエクスプロージョンショットを打って見せてくれよう。そんな人と同じ 組み合わせにしてて良いのだろうか。

 提案したい組み合わせは、52〜54度のアプローチ用ウェッジと56〜58度のバンカー、ラフ専用ウェッジだ。 バンカー専用ウェッジは、ソールの幅と形状、バンスの大きさなどをバンカー用として選ぶのである。 人気のウェッジでもバンスなど選べるものもある。よく上級者が「このウェッジはバンスがありすぎて 跳ねるからぜんぜん駄目」なんてことをいうけれども、そういうクラブを選ぶのである。見栄を捨てきれない 人には、カッコよさげで合理的な組み合わせだと思うのだが、どうであろうか。


2002年10月18日(金)
テーラーメードの新アイアン

ーラーメイドから年内に新アイアン4機種が販売開始される。 新しいアイアンのシリーズ名は「RAC(ラック)アイアン」。この夏に販売開始されたRACウェッジに続くシリーズのようだ。RACとは、Relative Amplitude Coefficientの略らしいのだが 、メーカでは「相対性振幅係数」とこれまた難解な言葉で訳している。噛み砕いて言えば、 自分の技量・力量に合うクラブの尺度ってところだろうか。ということで、自分の力量に 合ったクラブを選べるように、初級者から上級者までの4機種のアイアンと各アイアンごとに シャフトを選ぶことができるようになっているのである。

 新アイアンの名称は「RACアイアン OS」、「同LT」、「同MB」、「同CB」。
「LT」と「OS」は、初級から中級者ぐらいまでを対象とし、特徴としてはR500シリーズのように、バックフェース下部にウレタン素材+金属ピンを差し込んでおり、低重心化をはかっている。R500でおなじみの金属ピンを挿し込んだこの2機種は、RACアイアンというよりも、R500アイアンと呼んだほうがしっくりするような感じがするアイアンである。
 ちなみにこの金属ピンのことを、RACアイアンではTPC(Tuned Performance Cartridge)と呼び、R500シリーズではTWC (Tuned Weight Cartridge)と呼んでいる。どうでもいいことだけれど、なぜ名前を言いかえるのか不思議だ。

 

「MB」と「CB」は上級者対象でスチールシャフトのみで販売される。どちらのアイアンともRACウェッジで採用したバックフェースにくぼみをつけた「フィールポケット」構造になっており、RACウェッジの製法技術が採り入れられている。RACウェッジと言えば、フェースラインの溝にも特徴があるが、そのところはどこまで取り入れられているかは不明である。


2002年10月11日(金)
キャロウェイの新製品について

ャロウェイから2003年1月に発売予定の新製品が続々と発表された。 新製品は「グレート・ビッグバーサIIチタンフェアウェイウッド」、「オデッセイDFXパター」、「スティールヘッド・X-16・アイアン」である。 (キャロウェイゴルフ)

 「GBB IIチタンフェアウェイウッド」は、この秋に販売開始され、人気・評判も高い「GBB IIドライバー」シリーズのFWである。 ドライバー同様に高反発系ヘッドになるという。同シリーズのドライバーは、見たところフェースの厚みがあり、 どちらかと言えばディープ・フェースであるが、FWの場合はどうなのだろうか。 ERC II・FWはディープ・フェースで、ドライバーのようには売れていないようだが、 GBB II・FWはどうなるのかが興味深いところである。

 「オデッセイDFXパター」については、発表内容だけで判断すると、完全な新製品とういうよりも、 「デュアルフォース・パター」+「ホワイトホットパター」の組み合わせ製品?という感じがする。 「デュアルフォース・パター」、「ホワイトホットパター」使用者が、新たに次のパターを探したとき、 「オデッセイDFXパター」を選ぶ確率は小さくないだろう。 パターヘッドに新素材インサートでヒット商品を出しているメーカーだけに、 既成素材だったことは、ちょっと残念なような気もしないでもない。

 今回の新製品発表の中で目玉になるのが「スティールヘッド・X-16・アイアン」である。 残念ながら今のところ写真の公開もされていないが、いろいろと新しい機能を取り入れた製品であることは確かなようである。
 メーカーによると、「キャビティーの底辺部に“ノッチ”(Notch:くぼみ)をつくり出すことにより、 トウとヒール部分にウェイトを分散させることに成功しました」「“ノッチ“ウェイティングシステムはすべての番手において慣性モーメントを拡大させています」。 つまり、ミスヒットの許容が大きくなったということなのだろう。
 素朴な疑問だが、重量配分するくらいの”ノッチ”をヘッド下部につくったら高重心にならないのだろうか?。ところで、”くぼみ”って??、早く見てみたい。


2002年10月4日(金)
高反発ドライバーの規制について

回のコラムは、遅くなりましたが「反発係数の制限」の協会正式発表についてである。以前にコラムで反発係数に ついて記したこともあって、読者の何人かの方から「結局どうなったの?」とういう質問メールをいただきました。 BBSの方には、私のつたないR&A発表文の訳文の書き込みをしていましたが、(ずいぶん前の話ですが)日本ゴルフ協会で 正式な発表がありましたので、それを掲載することにしました。

『R&AとUSGAによる「スプリング効果」への合意に関する修正のお知らせ』(日本ゴルフ協会発表抜粋
・R&Aはその統括領域内において以下を進めることとする。
(1)2008年1月1日までの間、大部分の競技及び一般プレーに対し、「スプリング効果」のテストとCOR値制限を実施しないままとする。
(2)2003年1月1日から2007年12月31日に至る間、上級プレーヤーを対象とする競技に限り、その競技委員会は競技の条件の中でCOR上限値を 0.830に決定することができる。R&Aはこの競技の条件を2003年以降のThe Open Championshipに適用する予定であり、 また、メジャープロツアーにこの適用を推奨する予定である。
(3)2008年1月1日より、ゴルフ規則にはCOR上限値を0.830(またはこれと同等の値を表す表示−下記4項参照)とする適合テストを加えるよう改編される。
(4)当面は現在USGAが採用しているCORテストをそのままテスト方法として使用するが、現CORテストに代わる、新たな、 また、より簡便なテスト方法の開発を継続していく。

局、2007年12月31日までの5年間は制限値を設けないことになり、この期間の上級プレーヤーを対象とする競技に限っては、 .830の制限値の適応される場合がある、ということに落ち着いたのである。上級プレーヤーの定義はされていないが、多分、ツアープロ選手 と競うようなアマチュアプレーヤーが、プロ−アマチュアが共に参戦するオープン競技等で適用されるのではないだろうか。
 このような結果に落ち着いたのは、ゴルフメーカー側からの圧力、そして、はっきりと言ってしまえば、 R&AとUSGAとの仲が悪かったからであろう。どんなスポーツでも言えることだが、協会の権限が絶対的になるのは 好ましくないことだ。競技者、メーカー、協会のように三権分立でルール作りができれば理想である。
 ともあれ、今回のことで一番に胸を撫で下ろしたのは、これまでに高反発ドライバーを高価買取し、たくさんの在庫を持っていた 中古ゴルフショップのオーナーさんであることは確かなようだ。


2002年9月27日(金)
ナイキCOMBO IRON

イキから中、上級者用アイアンが年内12月に販売予定。

『このアイアンは、番手ごとに求められる機能を最大限に発揮できるようヘッド形状をフローさせ、 それぞれのヘッドの特性を活かして的確なミートとコントロール性能を可能とします。 中、上級者からプロまで幅広いゴルファーにお使いいただけるアイアンです。』メーカHPより

ナイキゴルフは、これまでドライバー、ブレードアイアン、ウェッジと、アスリート系のイメージを 崩さないでゴルフクラブを販売してきた。今回の「Nike Pro Combo Irons」もその路線にある。

 日本仕様モデルは、シャフトにNSPRO950GHを装着して、#5−PWの6本セット販売 をする(米国仕様ダイナミックゴールド)。日本仕様モデルは、ロングアイアンを抜いて、軽量シャフトを装着して おり、比較的やさしく使えそうなので、”中級者、上級者向け”というよりは”アベレージ向け”と言っても良さそう?か。


2002年9月19日(木)
世界ゴルフ選手権開催

週は世界ゴルフ選手権(ワールドゴルフチャンピオンシップ)−American Express Championship。 9月19日(金)〜22日(日)の4日間、アイルランドのMt.ジュリエットステートで開催される。 あまり話題にあがらず寂しいので、今回はコラムでもなんでもないけれど、大会の告知をしておきます。

 気になるニュースとしては、今大会で”タイガーがついにNIKE フォージド アイアンを”ということだ。 重要な今大会でアイアンをチャンジしてくるというのは、よほどの自信があるからに違いない。  ちなみに私だったら、「今回はクラブを変えたから調子がいまいちで」とか言って、エクスキューズに 使うのだが、もちろん、そんなことはトッププロのタイガーにとっても、NIKE社にとっても許せないことであろう。

 日本からは、丸山茂樹選手、久保谷健選手の2名の出場予定。 日本ツアー上位3名まで参加資格枠があったが、日本ツアーから1名だけの参加とはもったいな話である。 日本ゴルフ発展のためにも日本選手には頑張って欲しいものだ。
 日本のゴルフ技術は世界でも通用することが、何人か選手が証明してくれている。どんどん 海外での活躍を期待したい。そうした活躍があって、次の世代のゴルフ選手が育つものだと 考える。巨人の松井選手クラスの運動機能を潜在的に持ち合わせた子どもが、ゴルフ選手を 目指せる環境にして欲しい。

日刊スポーツ(ゴルフ番組表)
世界ゴルフ選手権公式サイト(英語)


2002年9月12日(木)
ボールの進化

ールはこれからどのような進化をしていくのだろうか。私がゴルフをはじめた頃、 ボールの核にゴムを使うようになった2ピース・ソリッド系ボールも出始めた頃で、「初心者はソリッド、上級者は糸巻き」と相場が決まっていた。
 その頃の私の使用球は、ブリジストンの”ALTUS”。約10年ぐらい前のボールである。 懐かしく思う人いませんか。 とっておいた古いゴルフ雑誌を見かえすと”ALTUS”の当時のキャッチコピー「10ヤード伸びる」と書いてあった。 今の昔も変わらぬコピーである。 次によく使っていたのが、ダンロップ”RB”。2ピースで柔らか仕様ボール。そして、この辺りの 時代からプロもソリッド系を使用するようになり、ソリッドボールが初心者だけのもの ではなくなり、ボールの進化が急速に進んでいったと思う。

 今では、3,4ピースのマルチピースは当たり前で、ウレタンカバーの全盛期である。 ”ALTUS”時代からのキャッチコピーを真に受けるなら、驚異的な飛距離が望めるはずだが、 .....。とは言え、昔使っていたボールに戻すのは無理なことである。

 ボールメーカー各社はいろいろと他社製品との差別化をはかり、その種類も豊富だ。 試しているうちに次の新製品が出てきてしまうほどである。一体どこまで進化していく のだろうか。

 人気ボールメーカとしては、古くからプロ使用球を独占してきたタイトリスト、この数年間で 台頭してきたキャロウェイなどの海外メーカがある。当サイトボール評価書込みでもそれは見てとれよう。 しかし、私としては日本のメーカーに、タイヤ製造で培った技術の意地にかけても、 世界独占を狙って欲しいと願いたい。(と言いながらも、現在ナイキのモノを使用球としている。 でもブリジストンとなんやら関係があるらしい?ので矛盾点についてはご勘弁を)

(今回のコラムはBBSでのDALYさん、えいじんがぁさんの書込みをヒントに書かせていただきました。 コラムのネタ切れになることもあるので、取り上げて欲しいことがありましたら是非BBS等に書込みお願いします)

<関連>
・ブリジストン(ボールの科学)

・楽店市場のボール売れ筋ランキング(9/11現在)
  1 ダンロップ ハイブリッド エブリオ
  2 タイトリスト Pro V1 インプルーブド
  3 ブリヂストン amz(アムズィー)II
  4 キャロウェイ HX
  5 プリセプト ラディー

経済界表紙

Club’s倶楽部が月刊誌『経済界』10月号に掲載されました。うれしー。書店で見かけたら見てやってください。 皆さんからご支持感謝しております。


2002年9月6日(金)
中空構造アイアンについて

空構造アイアン(*)がこれまでになく、多くのメーカから出されている。 はたして、それは一過性のものなのか、それとも今後、ブレードタイプ、 キャビティータイプ、中空タイプというようにアイアンのカテゴリーとして 浸透していくのだろうか。

(*ヘッド内部を空洞にしたクラブ。フェースの後ろ側に 重心を持っていき易く、深度重心が大きく、球を上げやすい設計になっている。)

 中空構造アイアンは特に目新しいものではない。10年以上も前から、現れては 消えを繰り返していた。しかし、昨年あたりから、今までとは違った動きがある。 今までは特定メーカからしか出されていなかったのが、今回の中空構造は日本の 殆どのゴルフメーカから出されているのだ。特定メーカーからしか出されなかった 時代では、異質なものと扱われがちであったが、今回のように多くのメーカから 出されてくれば、これまでのように”現れては消える”のようにはならないのでは ないだろうか。

 これまで手付かずだったメーカが中空構造アイアンを開発していった理由には、 アイアイ型のユーティリティ・クラブが浸透したことがあろう。ユーティリティ使用者 にアイアン全番手をユーティリティ(中空構造)にして提供しようという流れでは ないだろうか。また、日本以外では、ユーティリティ・クラブがあまり使われていないため、 日本以外のメーカーが中空構造アイアンを開発していないのも同じ理由があると思われる。

 ちょっと、話が外れるがユーティリティーについてもここでふれておく。 ユーティリティクラブが出始めた頃は、「タラコ」と呼ばれ、異質なものに見られ、 使うのを敬遠されていた。しかし「タラコ」型をツアープロが使い出したとたんに、 異質なものから、堂々と使えるように市民権が与えられ、みるみるうち浸透していったのである。 私が思うには、きっかけになったツアープロは丸山茂樹選手で、クラブは”CLUB-X”だったのでは ないだろうか。その後、アマチュアにも使える”ZOOM”を代表する低重心化したクラブが現れ、 今に至っている。

 たしかにユーティリティ・クラブが浸透してからは、アイアンが中空構造になっても、 異質な扱いされないようにはなってきている。だが、まだユーティリティのように 中空アイアンが馬鹿売れしていると言う話は聞いたことがない。そうなるとやはり、中空アイアンが市民権を 得るには、プロ・上級者や使うクラブを開発していくのが近道のような気がする。現にプロギアなどは それに力を注いでいるようだ。
 その開発は簡単なようで難しい課題だ。操作が容易にするために重心距離を短くするだけでも、 ヘッドは小さくする必要があるので、ヘッドの厚みが要る中空構造でそれを作るには難しいことになる。そうしたものを開発 が進めていけば、中空構造アイアンがこれまでのように消えないで、浸透していくことができるのではないだろうか。 たとえばナイキのブレードアイアンそっくりで案外簡単な中空構造アイアンがでたら、売れると思うのだが。


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